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血液透析

Hemodialysis(HD)

血液透析療法は、機械に血液を通し、血液中の老廃物や不要な水分を除去し、血液をきれいにする方法です。
日本では血液透析を選ぶ患者が圧倒的に多く(2012年末の調査で全透析患者の96.9%)、末期腎不全の治療法として主流となっています。しかし、世界的にみると国によっては血液透析療法以外の治療法が主流のところもあります。例えば、移植が普及している国では、血液透析療法は移植までの経過措置的な治療法であったり、腹膜透析療法が主流の国もあります。


一般的な血液透析の場合、1週間に2~3回程度、透析を行う施設に通いだいたい4時間以上をかけて血液を浄化します。このような施設は、大きな病院内にあったり、入院施設を持たない透析センター、腎センターといった名称のクリニックであったりします。現在、日本には4,000施設以上あります。患者は、住居や職場の近くなど通院に都合のよい施設、受けたい治療が行われている施設、設備面、通院送迎サービスがあるかどうかなど、それぞれの観点からもっとも自身に合った施設を選びます。

血液を体内から外部へと出して機械を通して血液をきれいにし、再び体内に循環させます。


1日24時間働いている腎臓の働きにより近づけるために、透析時間や回数、手法などにおいてさまざまな種類があります。


血液透析を続けていると合併症が起こることもあります。どのような合併症が起こるかをよく理解し、予防につとめましょう。


血液透析を導入する前の準備としてバスキュラーアクセス(シャント)を腕などに作成します。


血液透析療法を受けながら毎日を元気に過ごすためには、自己管理がとても重要です。